リバプールのサッカーはなぜ面白いのか。
俺が好きなサッカーチーム、リバプールFC。今日はこのチームがするサッカーのおもしろさについて個人的に思うことを書く。
一番好きなところはあらゆる面におけるバランスの良さである。
まずは選手のバランス。アリソン、ファンダイクをはじめとする圧倒的ディフェンス陣。ファンタスティックさを出すチアゴ・アルカンタラと、その反対の縁の下の力持ち的なファビーニョやジョーダン・ヘンダーソンを要する中盤。「ザ・フォワード」のマネやサラーに、その二人を生かすフィルミーノ。もちろんここに挙げなかった選手も素晴らしい魅力を持っている。このように全ポジションが魅力的でおもしろい。
次に、チームの順位のバランスの良さ。もちろん世界的に見てもリバプールは強い。超強い。でも、プレミアリーグの中ではマンチェスターシティーの方が強いとする人の方がおそらく多いだろう。チェルシーの方が強いとする人もいるだろう。でもこれが逆におもしろい。リーグ戦は38試合全てを全力で応援したくなるし、チャンピオンズリーグで優勝したときは夢かと思った。「確かにめちゃくちゃ強い、でも世界1ではないかも・・・」的なポジションが最高にヒリヒリする。ちなみにもちろん俺は世界1だと思ってる。
最後に移籍事情、財政事情のバランスの良さ。リバプールは他の強豪チームに比べてお金が少ない。だから、簡単に他のチームから強い選手を取れないし、契約更新したい選手と即座に契約するのが難しかったりする。でも、だからこそ今いる選手への愛が高まるし、チームを作り上げるという面でストーリー性がある。逆に移籍が少ないからこそ、チアゴ・アルカンタラのような選手が来たときには大興奮したりする。
このように「ザ・完璧」じゃないことに魅力を感じているのだ。
他の細かい魅力としては、超攻撃的サイドバックによる攻撃、ホーム観客の熱量、この二つがリバプール特有の魅力だと感じる。アレクサンダーアーノルドとロバートソンの超高精度クロスによる攻撃参加は他のチームでは絶対に見られない光景で、本当におもしろい。サイドバックからサイドバックへのパスで点を取ることもある。また、ホームでの観客による声援は世界1大きく、熱がこもっているのが画面越しでも伝わる。この空気がたまらなく好きなのである。
他にも魅力はたくさんあるが、、、こんな感じで俺はリバプールが大好きなのである。